アメリカ在住者なら無料でつくれるApple Card。
年会費無料だし、とりあえず作ってみるかというノリで今から1ヶ月程前に作ってみました。
Apple Cardがリリースされてから時間が経ち、話題性のピークは過ぎましたが😅、
カードの作り方〜使ってみての感想までを書き記そうと思います。
Apple Cardとは?
iPhoneで有名なアップルがゴールドマン・サックスとマスターカードとの提携のもとに発表した独自のクレジットカードです。
年会費は無料。Apple Payを介してApple Card を使うと、通常の買い物(スーパー、レストラン等すべて含む)の還元率は2%、Apple製品を購入すると還元率は3%。その他Uber等提携したサービスでの使用でも還元率は3%。
*Apple Payを介さず物理的なカードを使用すると、還元率は1%になります。
Apple Payの使用が前提のため、iPhoneユーザ向けサービスになりますが、年会費無料のカードでここまでポイントが付与されるカードは珍しいです。
アメリカには年会費有りで魅力的な特典の付くカードは沢山ありますが、クレジットカードに一切お金をかけたくない!っというユーザーには良いかもしれません。
Apple Cardの申し込み方法
iPhoneのアプリ Apple Walletを開くと、Apple Cardへの申込み案内があります。都度ソフトウェアがUpdateされるごとに文言が変わるため、最新の案内は確認いただきたいですが、カードの申し込み情報として、以下情報を要求されました。(2019年9月時点)
名前 (First name、Last name)
誕生日 (Date of Birth)
電話番号 (Phone)
住所 (Street, City, State, Zip Code, County)
ソーシャルセキュリティーナンバー最後の4桁 (SSN Last 4 Digits)
US Citizenshipの有無 *無くてもOK
上記を入力して、なんと数秒後にカード申請許可+即日Apple Payでカードが使えるようになります。 カード上限額も即日提示されます。私の場合7500USD。
どうやって即日というか、申請の瞬間に審査しているのか。。Apple Cardならではの驚きの審査速度です。
Apple Walletを介してカード申請後、Apple Pay上では物理カードがなくても使用開始できますが、 物理的なクレジットカードは7日以内に届くとのこと。
私の場合、申し込んでから5日後に届きました。
Apple Card到着!
封筒の中に一枚の厚めの紙でできたカードが入ってます。中心にはお馴染みのAppleのロゴ。
開くとApple Cardが🍎
カードの表向きにはシンプルにAppleのロゴと、カード発行者の名前(黒塗りつぶし部)が入っています。 カードの素材はチタン製。
カード裏面には Appleが提携しているGoldman SachsとMastercardの刻印が入っています。
前述した通り、この物理カードを使って支払った場合はポイントの還元率がガクっと落ち1%。もはや物理カードを使って支払いをするメリットがありません。オレ、Apple Card持ってるで!!とアピールしたい人用なんですかね…😅
我々はカードの写真だけ撮って、押入れ行きとしました。。
ポイント還元率 *Apple Payを介して使用した場合
2% スーパー、レストラン、ガソリンなど全て
3% アップル製品、アップルサービス(アプリやMusicのダウンロード等)
Uber、Uber Eats、Walgreens(Pharmacy Store)、T-Mobile等の提携店
2019/11/25 update
Nikeが3% cash対象店に追加されました!
今のところ、3%の還元をしてくれる提携店は上記のみですが、これがこれからどの程度拡大していくかに注目です。
個人的にはUber 3%還元率が魅力的です。US滞在者なら出張中や旅行中、お酒を飲みにいくときにUberを多用しているはず。
実際にApple Payで使ってみた
・使い方
Apple WalletからApple Cardを指定するか、iPhoneのホームボタンを素早く連打すると
以下のような画面になります。
その後、指紋認証されたら レジにあるカードリーダー(NFC対応機種)に近づけるだけで決済完了です。
Apple Cardに限らず、Apple Payを今更ながら初めて使いましたが、支払いが楽でいいですね。 手荷物がいっぱいで 財布からカードを出す動きさえシンドイときは、Apple PayでApple Card使っちゃうかも。。
👇 Apple Cardの明細画面 (Walletを起動)
いくら使ったかを示すTotal Balanceと支払い期限が表示されています。
カードの色が上記では青とオレンジのグラデーションになってますが、この色はどのカテゴリーでApple Cardを使ったかでカラーグラデーションの比率が変わります。
私の場合、スーパー、スタバ、レストランなどのFood&Drinkのカテゴリー(オレンジ)、UberのTransportationのカテゴリー(青)でしかApple Cardを使っていないため、上記のような偏ったグラデーションになっています。😅
どうでもよい機能といってしまえばそれまでですが、Appleの遊び心っといったところでしょうか。
この画面をさらに下へスクロールしていくと、直近でカードを使用したストアの情報、日付、使用した金額、何%還元されるのかが表示されます。
カードを使用した瞬間にここにカードの使用情報が反映されます。正しい金額で決済されたかをすぐ確認できるのは、よい機能だと思います。
👇の一番上の明細はアップルの本社 / Apple Park前にあるVisitor center内のカフェでラテを注文したときの決済情報になります。
アップルカフェでも3%還元してくれるようです。
その他、セブンイレブン、トレジョ、ホールフーズ等では一律2%のキャッシュバックになります。
カードを使用したお店をクリックすると、お店の情報や地図情報が表示されます。
これも この購入したモノ、どこで買ったっけ??と忘れたときに、思い出すのを手助けしてくれる良い機能ですね。
その他、週別、月別にいくらお金を使ったか、何につかったのかをカテゴリーで分類して表示する機能もあります。
すべての支払いをApple Cardで済ますのであれば、家庭の支出を一括管理できるのでよいですね。
Apple Card使用による還元額は、自動でApple CashにSaveされていきます。
私は1ヶ月ほどで200.29USD使いましたが(少なッ!)、還元額は4.52USD。
還元率は約2.3%。
以上、アップルのクレジットカードを作ってみた、でした。
無料のクレジットカードは初めて作ってみましたが、アプリ含めて使い勝手はよく、USで”試しに作ってみる”カードとして個人的にはオススメです。
最後までありがとうございました。
なな夫